箱あり・箱なしの石けんを出す理由

先日、パッケージ会社さんから新しい箱がようやく届きました。
キリリと美しい試作中の石けんと共にチラッと側面だけお披露目♪


今までの「ひるぜんの石けん」シリーズは蒜山の雪山を連想するような真っ白の箱でしたが、
今度の箱は、この暑い季節に涼を届けるような紫陽花色の箱です。
白も素敵でしたが、上品かつ甘すぎない紫陽花色の箱は、工房にいらしたお客様にお見せするととても好評です。

パッケージ会社さんにmiyukiちゃんと何度も足を運び、大量の色見本や紙の素材から、
イメージにぴたっと来るものを選ぶのは、デザイナーさんが入っていない分大変でしたが、とても楽しい作業でした。

六角形の箱にしたい!という、私たちのこんな箱があったらいいなを形にしてくださったパッケージ会社さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ニューバージョンの紫陽花色の箱はまずはピュアベビー石けんの箱として登場予定です。

最近は、工房のある岡山県真庭市の隣の津山市のかたつむり助産院さんでも生まれたての赤ちゃんに使用していただいているピュアベビーソープは、出産祝いにもぴったりです。
新しいパッケージや新作石けんの準備で大忙しなのですが、もうしばらくお待ちくださいね。

さて、タイトルにも書きました「箱あり・箱なしの石けんを出す理由」について。

写真はご自宅用のラベンダー石けん。
真空包装しただけの簡易包装です。
実は、このような箱なし石けんは私たちは取り扱いにとても気を遣います。

オーガニックの原材料、製法、使用する水まで湧き水にこだわったMATSURIKA SAVONのソープは、光に弱い天然色素を使用していたり、通常の石けんよりやわらかい「生石けん」なので、その美しい形状を保つため、光を通さず硬く厚みのあるしっかりした箱が必要なのです。

箱に入る石けんの形状は、何度も試作を重ね、女性の小さめの手でもくるくると転がして泡立てやすい縦長の形。

その縦長の形状が美しく最大限に引き立つよう、石けんを立てて宝石箱のような箱にすることにしました。
しっかりした貼箱で作っていただいた、質感の良い手触り。
手に取った瞬間に高級感が伝わる、本当に素敵な箱です。

そして、この箱「捨てるのがもったいない!」とよく言われるのですが、台座の部分を簡単に外せるようになっているので、ひっくり返して小物入れとして使用できます。
お好きな千代紙など貼ってもらっても素敵な箱になると思います。

蜂の巣のようなハニカム構造でビシッと納まるので、引出しの中の小物収納にも良さそう!(他にもアイデア募集中〜♪)

しかしながら私たちは、こうして素敵な箱に石けんを入れて大切な人にお届けしたいと思いながらも、過剰包装を避けて、なるべく簡素にシンプルに、という相反する思いがあります。

MATSURIKA SAVONはその香りと見た目の美しさで、日々を彩るプレミアムソープでありながら、あくまで「石けん」という日用品として毎日使っていただきたいのです。

そうした思いから普段のご自宅用には袋のみの簡易包装で箱をなくした分、良いものをなるべく価格を抑えてお届けしたい。

店頭販売では色が褪せたりキズがついてしまう可能性もあるけれど、工房からお客様に通販で直接お届けするなら安心です。
やわらかく傷つきやすい石けんを守るために梱包材でこのように大切に包装して直接工房からお客様にお届けしています。

箱なしの簡易包装の石けんにすることで、包みもコンパクトになり宅急便の価格も販売当初よりかなりお安くすることができました。

特にネコポス便は発送の翌日配送でポスト投函というのが、受け取る人にも配達する人にも負担が少ないエコな配送方法。
お客様からも「ポスト投函なら気兼ねなく受け取れる」ととても好評で、導入して本当に良かったと感じています。

ハレの日とケの日があるように、
大切な人に贈る美しい箱入りのハレの日の石けん。

そして、簡易包装で自分用にたっぷり使うケの日の石けん。


通販で直接私たちの手からお客様にお届けするからこそできるシステムです。

通常、高級ブランドは箱なしなんて出さない。
箱なしでお得な有名ブランドのチョコレートとかあんまり聞かないですよね。

ブランドイメージが崩れるから、箱なしは出さない方がいいのでは・・・という声も当初はありました。
でもパッケージ会社さんが1つ1つ手作りで精魂込めて作られている箱だからこそ、ただの使い捨てにしてほしくない。
大事な人にプレゼントする時に、そしてご自分へのご褒美に、箱入り石けんはぜひ使ってほしいのです。

そして石けんそのものを気に入っていただけたら、きっと簡易包装でも買ってくださるお客様はいるはず。
箱が、必要な人、不要な人、ニーズに合わせてお客様に選んでいただきたいのです。

エコだけを追求したら簡素で質素な紙で包んだ包装のみになるけど、ギフトとして受け取った時「わぁ」と胸がときめくような見た目も大事だと思うのです。

目指すところはエレガニック!(エレガント&オーガニック)
オーガニック=地味・質素じゃなくて、オーガニックでありながらエレガントで美しくありたい。
お客様と、製造している私たち、そしてパッケージ屋さんがwin-winになるといいなと願いをこめて。

そうした経緯で箱なし石けんと箱あり石けんの両方を販売するようなりました。

お客様の様々なニーズに合わせて、箱入り・箱なし様々な大きさに梱包済みの石けん達。
今日も大切なお客様に届きますように。

 

Share this
  • follow us in feedly

夏場の石けん作り〜クロモジ石けんできました〜

ローズ石けん開発秘話①〜奥出雲薔薇園を訪ねて〜

関連記事

  1. 中和五草アロマクラフトワークショップ

    台風21号が刻々と近づいている日曜日。蒜山の中和地域に古くより伝わる、「中和五草(ちゅうかい…

  2. 2018年 新年

    新年あけましておめでとうございます。昨年は私にとって大きな変化の年でした。3年間お世話に…

  3. 石けんひとつだけのシンプルスキンケア

    今日は、奥出雲ローズ石けん(トライアルサイズ)の切り出し作業でした。他の石けんもとて…

  4. 洗いすぎない石けん生活と肌ケア

    早朝の子どもが寝ている間に、石けんを切り分けたりラッピングする時間が好きです。石けん箱を出すと部…

  5. ヤマブドウ石けん〜洗顔しながらエイジングケア〜

    石けんの販売開始からバタバタしていたらあっという間に桜の季節を通りすぎてしまいました。ここ岡山県…

  6. お気に入りの木製石けんケース

    岡山県の県北、真庭市に移住してからの楽しみは地元の温泉に行くこと。月に何回かは車で20分位の距離…

  7. 石けん作りへの思い

    なぜ石けん作りを始めたのか。以前、学校の保健室で働いていたときに、アトピーの生徒や手荒れの生徒の…

  8. ラベンダー石けんでアロマテラピー

    風薫る新緑の季節。大好きな勝山と旭川の風景。新緑とともに、この時期に楽しみなのは山に点在…

PAGE TOP