ひるぜんワイナリー訪問とヤマブドウ石けんのリニューアル

久しぶりのブログ投稿です。
今回はひるぜんワイナリーさんにヤマブドウの収穫体験に行き、その後、最近になってリニューアルしたヤマブドウ石けんについて書こうと思います。

MATSURIKA SAVONのヤマブドウ石けんは、エイジングケアに良いとされている抗酸化力に優れたヤマブドウの果汁と樹液を使用した石けんで、ケーキのような可愛らしい見た目とフルーティーな香りで人気の石けんです。

ヤマブドウは蒜山地域にもともと自生していたものを、ひるぜんワイナリーさんがワインを作るために大変な手間暇をかけて栽培されていたもの。

一度、その生産現場を訪れてみたいなぁと思っていたところ、ちょうど9月の最終日にヤマブドウの収穫時期との話を生産者さんから聞き、スタッフ研修を兼ねてヤマブドウの収穫体験に行ってきました。

石けん工房のある勝山から北へ山間の道を車で登っていくと、突如として視界が開けて岡山の県北に1,000m級の山々に囲まれた蒜山(ひるぜん)高原に出ます。

空気が清々しいひるぜん高原は古くから高天原(たかまがはら)伝説が伝わるほど美しく神秘的で大好きな場所です。

ひるぜんワイナリーさんに到着。(ひるぜんワインのホームページはこちら→☆
早速、代表の植木さんに製造所を見せていただきました。

美しい銅製のブランデー蒸留器。これでヤマブドウのグラッパなどを造るそうです。

ヤマブドウは育てるのもワインを造るのも難しいため、ヤマブドウを使ったワインの醸造は全国で数えるほどしかないとのこと。
ひるぜんワイナリーは30年以上かけてこの地でワインに適したヤマブドウの栽培と醸造をしています。
(試飲コーナーも充実・ジャパン・ワインチャレンジ金賞など数々の受賞したワインもずらりと並んでいます。)

ヤマブドウの収穫時期は例年10月とのことですが、近年の異常な暑さで収穫時期が早まっているとのことで、さっそく畑を見に行かせてもらいました。

標高700m近い高原地帯に自生する広大なヤマブドウ畑。
古来から健康に良いと言い伝えられてきた山に自生するヤマブドウの木を1本ずつワインに合うものを選定して少しずつ植えて増やしていったとのことで、想像するだけで気の遠くなるような作業です。

たわわに実るヤマブドウが収穫時期を迎えていました。

その場で味見させてもらったところ、甘酸っぱい芳香と濃厚な酸味があり食べるとなんだか元気が湧いてきます。
敏感なスタッフはヤマブドウを食べると顔が赤くなって「すごいエネルギー!!」と興奮するほど!

それもそのはず、ヤマブドウは一般的なブドウと比較して、リンゴ酸が5.5倍、ビタミンB6が3倍、鉄分が5倍、カルシウムが4倍、そしてポリフェノールが3倍も含まれているそうで、抗酸化作用などエイジングケアに嬉しい成分がたっぷりなのです。

大きい種が3〜4個も入っているので果汁が少ししか採れない貴重なもの。
このヤマブドウの実を絞ったジュースはまさにエナジードリンクです。

植木さんに採取の仕方を教わりながらスタッフたちと一緒に、ヤマブドウの房をハサミで収穫していきます。
残暑が厳しい中、ずっと上を向き手を上げ続けながらの作業は短時間でもかなり大変でした。

ヤマブドウの実が熟したタイミングで数日間で一気に収穫するのは体がバキバキになるほどの重労働とのことで、自然相手の仕事の厳しさが垣間見えました。

ヤマブドウの新芽は通常のブドウよりも新芽が早くに出るため霜にやられやすいとのことで、昔は夜を徹して泊まり込みで火をたいて霜を防いだりしていたそうですが、今は畑の上部に防霜用のファンを設置するようになりかなり被害が少なくなったとのこと。

野生種のヤマブドウを栽培するだけでも大変なご苦労なのに、生産・加工・販売まで六次化した事業を30年以上も継続されていることに頭が下がります。

作業を終えた後、搾りたてのヤマブドウの果汁(ジュース)を仕入れて帰りました。
収穫体験までさせていただき本当にありがとうございました!

そしてMATSURIKA SAVONのヤマブドウ石けんはこのヤマブドウの果汁だけでなく「樹液」も入れています。

ひるぜんワイナリーさんより、ヤマブドウの木から採れる貴重な樹液を石けんの製造用にいただいています。
芽吹きのエネルギーのもととなる樹液は春先の2週間ほどしか採取できない貴重なものです。

とろりとした樹液は肌にのせるとすうっと浸透してモチモチ肌に!
ヤマブドウ樹液は、他社の化粧品会社でも化粧水や美容液として使われるほど効果が認められており、各種糖類やリンゴ酸などの有機酸、アスパラギンやグルタミンなど美肌効果で知られるアミノ酸がとても豊富で、お肌にハリや潤いを与えてくれるのです。


(「妖精たちの宴」という商品名の山ぶどうジュースと春先に採取された樹液を使用しています)

今回、スタッフ達とひるぜんワイナリーさんでヤマブドウ畑の見学や収穫体験をさせていただき、抗酸化力と保湿力のの高いヤマブドウの良さを更に引き出した石けんを作りたいと思い立ち、この貴重なヤマブドウの果汁と樹液を限界量まで増やして、できるだけ熱を加えないコールドプロセス製法でヤマブドウ石けんをリニューアルしました!

果汁と樹液を増やすと石けんのアルカリと反応して色がきれいに出なかったりで、何度も試作をして今までよりも更に良い使用感を目指しました。

また抗酸化力の高いヤマブドウの特性を活かせるように、ヤマブドウ石けんは「エイジングケア」をテーマにオイル配合も見直しています。

ヤマブドウの石けんは、オーガニックのオリーブオイルやココナッツオイル、シアバター、ココアバター、ひまし油など7種類ものオイルを配合しているのですが、洗い流した後も肌に残すオイルとしてたっぷり配合しているオイルが、オーガニックの「マカダミアナッツオイル」です。

マカダミアナッツオイルは「パルミトレイン酸」を18〜25%も含有する珍しいオイルです。
このパルミトレイン酸はもともと人間の体の中の脂肪細胞に含まれる不飽和脂肪酸であり老化とともに失われていくと言われています。

このマカダミアナッツオイルとヤマブドウに包まれながら洗う石けんは、まさに顔を洗いないながらお肌をエイジングケアしてくれる石けんだと思うのです。


(仕上げにヤマブドウの樹液入りのピンクのコンフェッティ石けんを散らします)

スタッフ達とリニューアルしたヤマブドウ石けんを使ってみたところ、
「お肌がしっとりつるつるになる!」
「肌にハリと艶が出る」
「アトピーの肌もつっぱったり痒くならない」と大好評!
洗顔した翌朝の肌もなめらかで、以前のヤマブドウ石けんよりもパワーアップしています。

試作に何ヶ月もかかりましたが、ようやくリニューアルしたヤマブドウ石けんができあがりました。

原材料のヤマブドウだけでは香りが弱いので、マンダリンやプチグレン、カモミールローマンなどの精油を使用して野性味がありながらも甘酸っぱい山ブドウの香りを表現しています。

色はヤマブドウの果汁の色と、汚れを吸着してミネラルを与えてくれるクレイ、そして消臭効果やヒーリング効果の高い麻炭も加えて落ち着きのあるヤマブドウ色に仕上げています。

生命力に満ち溢れたヤマブドウをたっぷり使った石けんなので、きっと使った人のお肌も元気になるはず!

生産者さんがどれだけ愛情をかけて育ててきたかどうかで、その素材の持つエネルギーが変わってくる。
だから直接会ってお話を伺うと「ああこの人が育てたなら大丈夫」と安心できる。

今回畑に行かせてもらって、スタッフ達も生産者さんの心がこもった素材を大切に扱ってくれると思うのです。

生産者さんからバトンを受け取ったその素材の素晴らしさを損ねないように、私たちはこれからも心を込めてより良い石けんを作り続けていきたい!

こうしてリニューアルした「ヤマブドウ石けん」、ぜひ使ってみてくださいね!

ヤマブドウ石けんの商品ページはこちら→☆
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