今日は蒜山の中和地域で打ち合わせがあるので、スタッフの子と自分のお弁当に野菜たっぷりミネストローネスープを作りました。
トマト、人参、オクラ、枝豆、じゃがいもなど、気がついたら蒜山耕藝さんやHOP-PE-PEさんなど、ほとんどの材料が地元の友人の自然栽培のものばかり。
それらの生命力あふれるお野菜を、湧き水でコトコト煮た命のスープは雑穀のキヌアのぷちぷちがアクセント。
熱々のスープをサーモスの保温ジャーに入れて、車を勝山から40分ほど走らせて蒜山へ。
蒜山でクロモジの精油の生産者の一般社団法人アシタカさんと、今回の蒜山シリーズの石けんのアロマを担当していただくユキミドリさんとの打ち合わせ。
クロモジって、私もアロマを勉強するまでは知らなかったのですが、クスノキ科の落葉低木で、枝や葉から独特の甘く爽やかな香りがします。
古くは千利休が茶会の和菓子に添える楊枝に愛用していたことから、今でも和菓子用の爪楊枝に使われています。
この木の葉や枝を蒸留してできるクロモジ精油は、リナロールやゲラニオールなど、バラやローズウッドと同じリラックス効果の高い成分を含んでいます。
そんなクロモジが、真庭市の中和地域にたくさん自生しているのです。
アシタカさんは、里山の保全を主に活動されており、クロモジを採りすぎないように大切に採取して蒸留しています。
香り高い石けんの原材料に使用するクロモジの葉もたくさんいただきました。
葉を摘み取っただけでもフワッと気品のある香り。
原材料が素晴らしいので良い石けんになること間違いなしです。
打ち合わせ後、石けんの材料の湧き水を汲み、仕事の依頼で蒜山耕藝さんに立ち寄った際にお野菜を購入させてもらいました。ずっしりと重いぴかぴかのナスとピーマンは絶品!
そして帰りに湯原温泉郷でランチ。
かねてより行きたかった天然酵母と国産小麦のかわいいパン屋さん「picnic or market?」(ピクニック オア マーケット)へ。
入り口も店内の内装もナチュラルで可愛い雰囲気。
美味しそうなパンや焼き菓子がたくさん並んでいます。
そして、なんとこのパン屋さん2階が源泉かけ流しの足湯コーナーなのです!
川のせせらぎを眺めながら足はぬくぬく。あたたかいスープと美味しいパンのランチタイムはとてもとても贅沢なひとときでした。
涼しい風が吹き抜ける中、体も心もポカポカに♡
最近はホームページ作りなどでパソコンに一日中向かって作業をしていますが、一歩外に出れば仕事でもリフレッシュできる豊かな環境。
こんな豊かで澄み渡った真庭の環境を石けんに表現してお届けできたらと思っています。