塩釜の冷泉と蒜山耕藝くどへ

昨日はクリスマスイブで祝日でしたが、年末の忙しい時期なので勤務日でした。

とはいえ、子どもがいるので、フルでは働けず、半分は仕事、残り半分は仕事がてらお出かけということで、午前中に発送作業を済ませて、午後は私とmiyukiちゃんと子ども達で、石けん作り用の湧き水を汲みに蒜山(ひるぜん)の塩釜の冷泉へ行くことにしました。

水汲みついでにクリスマスだし、たまには外で美味しいご飯を食べようと、久しぶり蒜山耕藝(ひるぜんこうげい)の「くど」さんへ。

同じ真庭市内でも、工房のある勝山から蒜山に来たら寒い!
朝は雪がちらついていたそうです。

中に入ると薪ストーブであったかい。
ひっそりと落ち着く土壁の素敵な店内には大きなテーブル。
こちらは蒜山耕藝の自然栽培のお米やお野菜をたっぷり使った週替わりのごはんを提供してくれます。

普段はがっつりメニューが好きな小学生男子2人組も、お野菜の美味しさがしみじみと伝わるお料理に、
「これも、これも美味しいよ!」
と二人とも大人一人前をペロリ。
やっぱり子どもは本当に美味しいものが分かるんだなぁ。

こちらの物販コーナーでは、蒜山耕藝のお米や大豆からできた、丸もちや、きな粉、お味噌やお醤油などの食品の他に、MATSURIKA SAVONの石けんも置いていただいています。

ひるぜん地域の素材を使用した、ラベンダー、ヤマブドウ、クロモジの3種類のトライアル石けん。

この中のクロモジ石けんは、この中和地域のすぐ近くの森で原材料のクロモジの枝葉を生産者のアシタカさんが採取してして精油を蒸留してくださっています。
そうしたこの土地ならで石けんということで、くどさんではクロモジはレギュラーサイズもお取り扱いいただいています。

クロモジの葉を乾燥させる際に蒜山耕藝の絵里香さんにも協力していただいて生まれた素晴らしい香りの石けん。

お手洗いにも置いていただいているので、こちらにいらした際にはぜひお試しになってみてくださいね。

美味しい食事を堪能した後は、一路ドライブで中蒜山の裾野にある塩釜の冷泉へ。
蒜山はうっすら雪化粧。
一応、先日スノータイヤに履きかえたばかりなのですが、道路に雪はなくて一安心。

塩釜の冷泉キャンプ場の近くに車を停めて泉への道を少し歩きます。

泉に到着しました!

冬なので、落ち葉に囲まれた泉ですが、こんこんと水面に波紋を描きながら湧き出る水は限りなく透きとおっていて、深淵は美しいブルー。
写真は無修正ですが、この色、神秘的で吸いこまれそう。

この塩釜の冷泉水は地中深くから湧き出ており、水温が通年11℃という冷たくとても美味しい水です。
味覚が敏感な息子は、この水を「神様の甘い水」と表現するくらい、口に含むとクリアな味の中に甘みを感じるお水。

なぜわざわざこうして湧き水を汲んで石けんを作るのかというと、精製水や浄水を使うより、この水を使う方が明らかに石けんのできが良いのです。

とろっとしていて、肌なじみが良く、この水で顔をパッティングするとつるつるしっとり。
PHは弱アルカリで硬度は13〜17という超軟水です。

実は石けん作りにはこの軟水がとても向いていて、この水で作ると本当になめらかで肌あたりがやさしい石けんに仕上がるのです。

そして、1,000m以上の蒜山の裾野から鉱物に磨かれてこんこんと湧き出るこの泉は、飲むと体の巡りが良くなる不思議なお水。

私や家族、友人達が体感した範囲なのですが、体調が悪い時に飲むと、すぐにデトックスが起きたり、胃がムカムカしているのがすうっと治まる、息子は必ずこの泉に来ると乾いていた体が欲するかのようにゴクゴクと大量に飲みます。

湧き水などの伏流水を、産後や傷ついた野生動物が飲みに来るという話を聞いたことがありますが、うちの子も顔を直接泉につけて本当に野生動物みたい(笑)

もともとはアトピーの生徒のために、肌に良い石けんを作りたいと思っていたので、そうした肌荒れの人が肌にパッティングしてもやさしい水を使い、使った人が心身から癒やされる石けんを作りたかったのです。

近年は、こうした湧き水が出る場所に、外国資本が入ったり、大きな工場ができて大量にくみ上げることで水源地の水が枯渇して土地が陥没していたりする話を聞いたことがありますが、この水は自然に湧き出た分だけを、こうして自由に汲めたり、周辺の地域の水道水として市が管理しています。

今後もこの貴重な水源地をずっと守っていけますようにと願いをこめて、今日もお水を汲ませていただきました。

さて、水汲みの後は工房に戻って、ひと仕事。
美味しく体に優しいお食事と汲みたてのお水を飲み、蒜山の澄んだ空気を胸一杯に吸いこんで、リフレッシュして帰ってきました。
子ども達も塩釜周辺で思いっきり外遊びできて、帰りの車は爆睡でした。

冬休みはずっと子どもが一緒でなかなか思うようには捗らないのですが、こんな豊かな環境で仕事ができることが本当に有り難いとしみじみと感じた一日でした。

また新年もこのお水を使っていい石けんを作っていきますね。

【年末年始発送スケジュールのお知らせ】
いよいよ今年も残すところあとわずか。
関東に帰省する予定なので12月27日が仕事納めとなりそうですが、新年はご注文を受けた順に1月7日より発送対応していきます。
(WEBショップは年末年始も24時間、ご注文受付可能です。)

最近のご注文では、お年賀としてプチギフトの選べる石けんトライアル3種セットが人気です→☆
27日の15時まで年内発送可能ですので、気になる方はこちらのホームページ兼WEBショップ→☆をご覧になってみてくださいね!

Share this
  • follow us in feedly

石けん工房という名の保健室

新登場!ぶなの石けんキャリアケース

関連記事

  1. MATSURIKA SAVON(マツリカ サボン)のご紹介と販売…

    桜がほころび始めた春うららかな3月26日、オーガニックアロマ石けんMATSURIKA SAVON(マ…

  2. 高価な理由「石けんではないのです」

    こんにちは。MATSURIKA SAVON(マツリカサボン)の店主の山形 彩子です。お陰…

  3. アロマ講座と虹

    先日お知らせした2回に渡った津山でのアロマ講座、無事に終了しました。1回目はアロマクリーム作りで…

  4. 保健室と子育てと石けんへの想い

    前回のブログで、販売開始と石けんへのこだわりについて書きましたが、ふと、どうしてここまで石けんに思い…

  5. 夏場の石けん作り〜クロモジ石けんできました〜

    こんにちは。ここ連日、倒れそうな猛暑ですね。工房のある岡山県の県北、勝山の周辺も非常に暑いの…

  6. 新商品発表会と祝う会を終えて

    2018年3月13日、MATSURIKAの記者発表会と真庭の石けん誕生を祝う会、そして工房見学会を行…

  7. ローズ石けん開発秘話①〜奥出雲薔薇園を訪ねて〜

    お盆を過ぎて、急に秋の風が吹き涼しくなりました。今日は今開発中のローズの石けんについて書きた…

  8. 石けん製造開始と発表会準備

    いよいよ今月末に、少しずつですが石けんの発売を開始していきたいと思っています。もともと2月中…

PAGE TOP