夏場の石けん作り〜クロモジ石けんできました〜

こんにちは。ここ連日、倒れそうな猛暑ですね。

工房のある岡山県の県北、勝山の周辺も非常に暑いので石けん作りが難しくなってきました。

一般的に気温が高すぎる夏場は石けん作りは不向きと言われています。
原材料のオイルもここまで暑いと劣化が心配です。

工房は無垢材と漆喰をふんだんに使っているので、もともと断熱性や吸湿性が良い建物なのですが、それでもここ最近は温度計と湿度計をチェックしながら、エアコンを入れたり、除湿器をかけたりして石けんが良い状態に乾燥・熟成するように調整しています。

今のところ製造中の石けんが分離するなどの失敗はしていませんが、まだまだ暑さは続くので気は抜けません。

山あいの町の勝山は、例年の夏だったら夕方からしっかり気温が下がるので、石けんの温度管理もしやすかったのですが、今年は異常ですね。
熱中症で搬送される方も多くて心配です。
特に先日の豪雨での被災地を思うと、早くこの異常気象を脱してほしいと切に思います。

そして、そんな猛暑のためか清涼感のある香りですっきりツルツルの使い心地のクロモジ石けんが最近とても人気です。

在庫がなくなりそうだったので、先日追加製造しました。

出来たては透きとおるような透明感です。
実は、この透明感はたっぷり入れているクロモジウォーターのお陰なのです。


作る際に、クロモジウォーター(芳香蒸留水)を入れると、撹拌中のクリーム色の石けん素地が瞬時に真っ白に変化して透明感のある石けんに仕上がります。
クロモジウォーターを入れる時は何度見ても驚きとワクワクの瞬間です。

そして、クロモジの葉から抽出したナチュラルグリーンは見とれてしまうほど美しいです。

肌への刺激やアレルギー性が懸念される石油由来の着色料や重金属系のカラーラントはもちろん使用していません。
自然の葉緑素は徐々に褪色していくのでこの鮮やかな色を楽しめるのは出来たての今だけ。
こんな美しい瞬間と度々巡り会えるのは、私たち作り手の醍醐味です。

山の香木クロモジの石けんは、深呼吸したくなるようなスッキリとしながら甘さもある森の香りです。
たくさん採取したクロモジの枝葉から僅かしか採れない希少な精油を使用しているので、どうしても高価になってしまうのですが、女性からのリピート率がとても高い石けんです。

まずはご自分でお試しになる用に、ご自宅用の箱なし石けんがおすすめです。
MATSURIKA SAVONのサイトで会員登録すると、一般価格から会員特別価格として会員ステージごとに2割〜3割もお安くなります。

先月末から導入したネコポス便も、送料が安くポスト投函されるので、なかなか宅急便を受け取れない忙しい方々から好評です。
少しずつですが、サービスを良くしていけたらいいなぁと思っています。

クロモジ石けんは皆さんのお手元に届く頃にはこのくらい薄いグリーンになっているかと思います。

それでも光をなるべく当てないように暗い場所で保管すると色が長持ちしますので、自然の色の変化を楽しみながらお使いくださいね。

クロモジ精油は蒸留する際に満月の日だけ倍量採れるという神秘的な精油。
今シーズンも地元ひるぜんで満月の日に採取されたクロモジ精油が届くのが楽しみです。

酷暑が続いていますので、皆さまどうかお気をつけくださいね。

※ご自宅用クロモジ石けんの販売サイトはこちら→☆

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西日本豪雨とラベンダー摘み

箱あり・箱なしの石けんを出す理由

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